[Day1続き]
念願のターシャに会った幸せに包まれながらタグビララン行きのバスを待ちます。
写真はおやつで食べたエンパナーダ。スペイン語圏で食されるスナックです。
フィリピンはスペインの植民地だった時期が300年ほどあるので食文化や建造物でスペインの面影が残りますが、そこらへんはマニラに行くともっと楽しめるかもしれないですね。
20分ほどでバスが来ました。車掌に見覚えがあるのでたぶん朝乗ったのと同じバスですね。
近くにはロボック川がありクルーズなど楽しめるみたいですが、早朝から観光して疲れたので今回はパスします。
もうちょっと日程に余裕があれば、観光地じゃない農村や漁村に泊まってゆっくり島での時間を過ごしたかったです。
タグビラランのダウ・バスターミナルに戻ってきました。
本当はジプニーで宿の近くまで行きたかったのですが、路線や乗り方がイマイチよく分からないので、街歩きをかねて30分ほど歩くことにしましょう。
ジプニーはアメリカ軍の置き土産である小型貨物車を改造して作った、フィリピン特有の乗り合いタクシーです。
ローカルな移動手段は地元の生活を窺う絶好のチャンスなので是非とも乗りたかったのですが・・・
フィリピンの車は派手派手ですね。
イランで見たデコバスを思い出しました。
交通量は多く、路面状況などのインフラが整っているとは言えませんが、少なくとも日中の治安は悪くはなさそうでした。
最悪クラスと言われる首都マニラの治安を考えると、やはり都会より地方や島の方がのんびりはできますね。
バナナの屋台を見かけたので、揚げバナナのトゥロンを買ってみました。
素朴な甘みが美味しかったです。
食感はバナナよりかはサツマイモに近いかも。
写真を撮る余裕もなかったのですが、この屋台の近くの下町エリアを通った時に野良犬がたくさんいて軽率に徒歩移動を選択したことを後悔しました。
フィリピンで犬に噛まれた邦人男性が帰国後に狂犬病で亡くなったなんてニュースも聞きましたし、ちょっと気を付けるべきでしたね・・・
無事に宿の近所に到着。
神経をすり減らして疲れたので、ショッピングセンター内のジョリビーで休憩することにしました。
ジョリビーはフィリピン人の精神的支柱たるローカルのファストフードチェーンです。
ローカルと言っても世界中に展開しており、あのマックですらフィリピンではジョリビーに勝てないと言われています。
休日の夕方ということもあり、多くの買い物客や親子連れで賑わっています。
こういうの見るの大好きです。
こちらが頼んだハンバーガーセット。
味はまぁ、マックの方が僕は好きかなw
ちなみにケチャップはただのケチャップではなく、フィリピンではポピュラーなバナナケチャップというものです。
その名の通りバナナのケチャップで、着色料を使ってトマトケチャップに似せています。
甘みがあるので日本人ウケは悪いと聞きますが、個人的にはそんな気にならなかったですね〜
こういうところからも現地の食生活など知れて面白いです。
日が暮れる頃に宿に到着。
写真はありませんが、大戦中に日本の偉い人が住んでいた屋敷をゲストハウスにした趣き深い宿でした。
ベッドに蟻がいてキモいのだけが難点ですが、まぁ暑い国だから覚悟はしていましたし、流石に旅慣れたので我慢できるレベルではあります。
少し休憩してから夜の散歩と食事。
アジア特有のゴミゴミした商店とかじっくり見たかったのですが、人気も多くはないので今回は自重しました。
ちなみに散歩の目的はセブパシフィック航空のオフィス探しです。
僕は3日目の朝にボホール島を発ち、マニラでトランジットして昼過ぎに成田に戻る飛行機を予約しました。
しかし、万が一飛行機が遅れたら翌日の仕事に間に合わないので、急遽2日目の夕方にボホール島を去り、マニラで空港野宿するプランに変更したのです。
ところが、取れたチケットはエアアジア。
往復で飛行機を取ると片道だったり特定の区間だけの搭乗はできず搭乗拒否やペナルティを喰らうと聞きますが、LCCはそこらへんの処理が異なると聞いたので、ボホール→マニラの区間に乗らなくてもマニラ→成田の便に乗れるかセブの人に確認したかった訳です。
収穫はありませんでしたが・・・
朝メシを食べたようなローカルな食堂を探しましたが、残念ながら見つからず。
妥協して夜もジョリビーで食べます。地味に夕方の店舗とは別の店舗です。
頂いたのはフライドチキンのセット。
チキンはジューシで旨く、日本人には不評のグレービーソースも悪くありませんでしたが、米はあかんかった・・・
宿に併設されたバーでローカルビールを飲みました。
色々と惣菜も置いてましたし、こっちで夕飯食べても良かったですね。
ドイツ人バックパッカーと会話したりネットしたりして早めに就寝しました。
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