【映画レビュー】SNS-少女たちの10日間-

誕生週の週末ですが、まぁここまで何回も書いて来たのでいい加減に女々しいのであれですが、とにかくあれなので予定がありません。

※6月の頭に仲の良い友だちが慰問会を開いてくれるみたいなので感謝、感謝です。

そこで、今日は前から気になっていたチェコのドキュメンタリー映画

「SNS-少女たちの10日間-」

を観てきたので、感想を紹介したいと思います。



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※写真は公式ホームページより拝借。

○あらすじ
多くの児童がネット上で性的な被害を受けているチェコ。
その事実、犯罪の手口を世に知らしめるためのドキュメンタリー。
童顔な女性3人を選抜し、「12歳」の少女としてSNSを運用させ、彼女たちに食い付くオオカミの様子をウォッチする。


ちなみに今回は新宿武蔵野館に行きました。
新宿駅の南東口から5分とアクセス至便。


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僕の身の回りにも童顔な人はいるので、「流石に青年期の女性を12歳って言うのは無理があるんではないか・・・?」というのが観る前の感想。

身体つきや服装、雰囲気に立ち振舞いなど総合して子供っぽい、大人っぽいは決まりますからね。

ただ、そういった前情報なく、さらにパソコンの画面を通せば、確かに童顔なら12歳だって騙し通せるのかもしれないですね。

欧米人って自分より年下でもやたら大人びて見えますし。


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さて、肝心の映画の内容、まんまと食い付いてくるオオカミ達の手口ですが、とにかくおぞましいの一言。


手口といっても巧みに口説いてくる訳ではなく、

・性器を露出
・性経験のヒアリング
・写真や動画の要求
エトセトラ、エトセトラとやりたい放題。

これが仮にお互いの合意ならまだ情状酌量の余地はありますが、

初手でチ○コを見せつけてくるおっさんに人の機微など分かるはずがありません。   


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最初は女優達にも余裕があり、スタッフ同士でオオカミの悪口で盛り上がるなどしているのですが、残念ながら彼らは加減を知らない。


次第にエスカレートしていく無茶ぶりに泣き出す者、あまりの気持ち悪さに泣き出す者、下心のない男と話して感動で泣き出す者など、徐々に彼女達の精神は蝕まれていきます。

※ここでいうSNSはFacebookやSkypeも含み、マッチングアプリ等に限りません。
もっとも、健全な利用ならばマッチングアプリは悪ではないと思います←アプリで彼女作った人


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映画の構成として巧みだったのは、「Skypeの着信音」です。

この映画は、基本的にチャットをしたり、テレビ電話をすることで話が進みます。

序盤はスタジオにSkypeの着信音が響くと「早速連絡きたよwww」と笑いが起きていたのですが、オオカミ達からの怒涛のロリコンクエストが始まると、その音自体が恐怖の象徴になっていくんですね。

ここら辺はジュラシックパーク3のスピノサウルスとか、ジャルジャルのZOOMネタ「web面接中にふざける奴シリーズ」と共通しています。



さて、この映画の教訓、ですが筆者はロリコンではないので、断じてこの映画に出てくる男のようなことはしません。

筆者がロリコンの嫌疑をかけられた記事はこちら。

https://daigo520.hateblo.jp/entry/2021/05/16/104401daigo520.hateblo.jp



もっとも、映画の主題が児童が受ける性的な被害なだけであって、そもそも恋人でもない人にチ○コを見せつけたり性的な写真を強要するのは年齢関係なくアウトです。
むしろ恋人同士でも相手の同意なしにやってはいけないことですよね。


個人的な感想ですが、この映画に出てくるヤバいおっさん達は、ストーカー特有の「本当は俺のこと好きだけど恥ずかしくて避けてるんやな・・・せや!こっちから襲って安心させてあげよう!」的な超理論よりももっと救いようがないです。


彼ら曰く「親の監督不行き届きでSNSを使った以上、諦めなさい。女の子が勝手に被害に遭っただけ。俺は悪くない。何も違わない」なんだとか。

どこの鬼の始祖でしょう。



劇中では、性犯罪者たちは無理やり少女達に撮影させた裸の写真をネットに公開し、写真の削除と引き換えに行為を要求するという控えめに言っても外道な交渉を持ちかけてくるのですが、被害者は「親にバレる」という最悪の事態を避けるために従わざるを得ないんですよ。


もちろん最悪の事態は同意なく行為してしまうことなんですが、それはあくまで外野の意見であって、被害者は親や知り合いにばれないことを第一に考え、誰にも相談できずに苦しむことになります。

この映画は性犯罪の証拠としてチェコ警察にも資料として使われたそうなので、このような卑劣な犯罪がなくなることを祈ってやみません。



僕のまわりにはそこまで映画好きが多くないので、ましてチェコのドキュメンタリー映画に興味を持つ方は少ないと思いますが、何かの形でこの記事を見た方には100%オススメできます。と断言します。


下手なホラーよりよほど鳥肌がたつし、世の中には汚い大人がこんなにもいるのだと分かるので。


ただ、ネット上で性的な嫌がらせを受けたことのある人や、おっさんによく口説かれる人には絶対にオススメしません。
トラウマが蘇ると思うので、そういった方は回れ右して緋色の弾丸でも観に行きましょう。